コラム

スイミングの効果とは?子どもの脳や体に与える影響について解説します


スイミング(水泳)は、子どもに人気のある習い事として常に上位にランクインしています。笹川スポーツ財団の調査によれば、4~11歳児の約7割が何らかの習い事をしており、その中でも水泳は約25%と最も選ばれている習い事でした。

出典:笹川スポーツ財団
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水泳がこれほど支持されるのは、楽しめるスポーツであると同時に、子どもの脳と体の発達に多くのメリットをもたらすからです。

この記事では、スイミングが子どもの学習面、成長・健康、精神面にどのような良い影響を与えるのかをくわしく解説します。


【脳への効果】学習力や集中力を伸ばす


「運動は脳にも良い」と近年多くの研究で明らかになってきました。特に水泳は、全身を使った運動と同時にタイミングや呼吸を調整する必要があるため、脳をフル活用する習い事といえます。

記憶力や集中力の向上

運動により脳への血流が増えることで、記憶を司る「海馬」が活性化されることが確認されています。

脳の成長を助けるホルモンが分泌される

水泳などの有酸素運動では、脳の神経細胞を成長させる「BDNF(脳由来神経栄養因子)」が多く分泌されるといわれています。

体力と学力の相関関係

スポーツ庁の報告では、体力が高い子ほど学力も高い傾向があると示されています。身体を動かすことが、結果として学習にも良い影響を与えるのです。

出典:スポーツ庁
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【体への効果】バランスよく健康な体を育てる


子どもにとって、体を動かすことは健やかな成長に欠かせません。水泳は全身を使う運動で、次のような効果があります。

筋力・体幹の強化

泳ぐ動きは腕・脚・背中・お腹などをバランスよく鍛えられます。特定の筋肉に偏らず、基礎的な体力が自然と身につきます。

心肺機能の向上

有酸素運動である水泳は、心臓や肺の働きを強化し、スタミナや持久力を育てます。風邪をひきにくい体にもつながります。

運動神経の発達

泳ぐ動作は手足の動きや呼吸をコントロールする複雑な運動であり、神経系の発達にも効果的です。将来、他のスポーツにも応用しやすくなります。

安全で継続しやすい

水中では関節への負担が少なく、転倒のリスクも低いため、幼児から安心して取り組めます。

出典:文部科学省「幼児期運動指針
スポーツ庁「数字で見る! スポーツで身体に起こる気になる「6」つのデータ


【心への効果】自信と社会性を育む


水泳は、心の成長にも良い影響をもたらします。精神面の発達は見落とされがちですが、自己肯定感やストレス耐性は将来の土台となる大切な力です。

自己肯定感を育てる

「できなかったことができるようになる」体験は、子どもにとって大きな自信になります。進級テストや大会など、目標を達成することで成功体験が積み重なります。

ストレスを解消し、気持ちが安定する

運動すると、脳内にセロトニンやエンドルフィンといった「幸せホルモン」が分泌されます。これにより気持ちが前向きになり、ストレスも軽減されます。

社会性や協調性が育つ

スイミングスクールでは、コーチの話を聞いたり、順番を守ったりといった集団行動が求められます。遊びを通して、自然とルールやマナーを学ぶことができます。

出典:文部科学省「幼児期運動指針
厚生労働省「健康づくりのための身体活動・運動ガイド


スイミングは良いこと尽くめ!

水泳を習わせることは、子どもの身体の健康づくりから脳の発達促進、そして心の成長にまで幅広く良い影響を及ぼすことがお分かりいただけたでしょうか。

まさに良いこと尽くめの習い事ですが、さらに付け加えると水泳は大切な命を守るスキルにもなります。泳げるようになることはスポーツの枠を超えて、生涯にわたりお子さん自身を守る力にもなるのです。

スイミングは、楽しみながら体力と自信を養え、将来の選択肢も広げてくれる素晴らしいスポーツです。ぜひ、習い事の候補の一つとしてご検討ください。


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